摘要 |
本発明に係る準結晶含有めっき鋼板は、鋼板の少なくとも一方の表面に位置する金属被覆層を備え、金属被覆層の化学成分が、Mg、Zn、Alを含有し、金属被覆層の化学成分中の亜鉛含有量と、アルミニウム含有量とが、原子%で、25%≦Zn+Alを満足し、金属被覆層の金属組織が、準結晶相を含み、準結晶相に含まれるマグネシウム含有量と、亜鉛含有量と、アルミニウム含有量とが、原子%で、0.50≦Mg/(Zn+Al)≦0.83を満足し、鋼板と金属被覆層との界面に準結晶相が存在しており、かつ0.2μm〜2μmの短径を有する準結晶相が当該界面の90%以上を占め、鋼板と金属被覆層との界面に存在する準結晶相以外の残部の準結晶相のうち、95個数%以上の当該準結晶相の大きさは円相当径で0.2μm〜5μmである。 |