摘要 |
【課題】 外部からアクセス容易な構造で臨機応変に患部の状況に合わせて最適な抗生剤を投与できる構造を実現した、抗生剤徐放器具を提供する。【解決手段】 骨折箇所の組織に抗生剤を投与する器具である。抗生剤徐放器具100の固定ピン本体110は、軸体111と、軸体111の側面に設けられた側面開口部114と、軸体111の基端部に設けられた基端開口部115と、軸体111の側面開口部114から基端部開口115まで貫く中空部113と、軸体111の先端部の周囲に設けられ骨内に螺入せしめるネジ部112を備え、骨折箇所の創外の骨に刺入して固定せしめる。また、輸液チューブ接続部120は、外部の抗生剤輸液チューブから抗生剤の供給を受け、固定ピン本体110の中空部113を介して側面開口部114から抗生剤を徐放せしめる。【選択図】 図1 |