摘要 |
本発明は、哺乳類多能性幹細胞、特に、ヒト多能性幹(hPS)細胞の内胚葉細胞への分化誘導に関する。具体的には、本発明は、内胚葉への分化の間の哺乳類多能性幹細胞、特にhPS細胞のDNA脱メチル化剤での処理に関する。発明者らは、本明細書に開示されるように、分化期の哺乳類多能性幹細胞、特にhPS細胞をDNA脱メチル化剤に曝露することにより、内胚葉細胞の改良された形態及び改善された産生量につながることを発見した。また、DNA脱メチル化剤での処理は、幹細胞マーカーOct4の発現の有意なダウンレギュレーションと、内胚葉特異的マーカー、特に、sox17、cxcr4及びhhexの改善された発現をもたらす。【選択図】なし |