摘要 |
リチウム二次電池の負極活物質として、ケイ素を含む材料を用いる場合、合剤層と集電体との密着性が不十分であるため、膨張収縮により集電性が低下し、サイクル特性が低下する。負極は、集電体と、第1の活物質粒子及びバインダーを含む第1の合剤層と、第2の活物質粒子及びバインダーを含む第2の合剤層とを備え、前記第1の合剤層は前記集電体上に設けられており、前記第2の合剤層は前記第1の合剤層上に設けられており、前記第1の活物質粒子及び前記第2の活物質粒子はSiを含み、前記第2の合剤層は柱部を備え、前記第2の合剤層の充電時における膨張率は、前記第1の合剤層の充電時における膨張率よりも大きく、前記第1の合剤層の導電率は、前記第2の合剤層の導電率よりも大きいことを特徴とする。 |