摘要 |
固体表面の表面疎水性を高めるパルスレーザ加工方法が開示され、固体表面はレーザ加工の間は透明な媒体で覆われ、レーザビームは被覆媒体を通じて入射し、固体表面を照射する。2つの効果が同時に得られる。1つは、レーザ照射下における直接のレーザ誘起テクスチャの形成である。他方は、レーザ走査線に沿ったレーザ除去材料の堆積である。両方の効果はナノメートルスケールで表面粗さを導入し、両方は表面疎水性を高め、レーザ照射固体及び被覆媒体の両方の表面に超疎水性をもたらす。ビームの走査線の間隔は単一の走査線の幅より何倍も大きくすることができるので、この方法は、毎分平方インチの高い加工速度を提供し、大面積の加工を可能にする。 |